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ヤクルト | 広島 | 横浜 | 阪神 | 中日 | 読売 | ドラフト概要 |
近鉄 | ロッテ | オリックス | 西武 | 日本ハム | ダイエー | 選択方法 |
この年は東京六大学の投打のスター選手、高橋由伸(慶応大)と川上憲伸(明治大)の争奪戦に注目が集まった。高校生では甲子園準優勝投手の川口知哉(平安)に人気が集中した。 ●甲子園準優勝投手・川口知哉(平安高)に四球団が競合 平安高のエースとして、春・夏甲子園へ出場。高校三年夏の甲子園では、左から投げ下ろす速球を武器に平安を準優勝に導いた。 「まだまだ伸びる可能性を秘めている。プロに入って必ず大成する」(横浜・スカウト)、「球の力が他の高校生とは全然違う。1位で競合するのは間違いない」(オリックス・スカウト)等々、甲子園で高い評価を得た川口を指名したのはオリックス、近鉄、ヤクルト、横浜の4球団で、抽選の結果オリックスへ。「将来のエース」と期待され入団したが、2002年現在、まだ1勝もしていない。 ●六大学の本塁打記録を更新した高橋由伸(慶応大)は巨人逆指名 桐蔭学園高〜慶応大。甲子園は高校一年夏と二年夏の二回出場。先輩の高木大成(慶応大〜1995年西武ドラフト1位)や、副島孔太(法政大〜1996年ヤクルトドラフト5位)等とともに、甲子園を沸かせた。 高校卒業後はプロには進まず、慶応大へ。大学では、田淵幸一の最多本塁打記録22本を29年ぶりに更新、全日本でも4番を任されていた。ドラフト会議では、ヤクルト入り確実と囁かれていたが、巨人を逆指名しファンを驚かさせた。プロ入り後の活躍は周知の通りで、入団1年目から大活躍。 ●川上憲伸(明治大)は大学の先輩率いる中日を逆指名 徳島商高〜明治大。高校三年、夏の甲子園出場。初戦の久慈商戦は0対7の劣勢から奇跡の大逆転で勝ち進むも、準々決勝で土肥義弘(西武ドラフト4位)がエースの春日部共栄に敗れた。 明治大では三年秋に4勝をマークして優勝に貢献。ドラフト会議は大学の先輩・星野監督が率いる中日ドラゴンズを逆指名して入団し、1年目に14勝をあげる活躍で新人王を獲得。 ●人気漫画「ドカベン」のモデル校・新潟明訓高出身の小林幹英は広島4位 新潟明訓高〜専修大〜プリンスホテル。人気漫画「ドカベン」のモデルになった新潟明訓高校出身。高校三年・夏の甲子園に出場、岡本克道投手(1996年ダイエードラフト5位)の柳ヶ浦に1−8で敗退した。 専修大に進学後、一段と力を付け、4年秋に東都二部で優勝し一部昇格に貢献。有力なドラフト候補として名前があがったが、ドラフト会議で指名されずプリンスホテルへ進んだ。1996年に都市対抗に出場。プロでは入団1年目に9勝18セーブをあげた。 ●その他、指名された主な選手は 投手では、MAX156キロの速球が唸る五十嵐亮太(ヤクルト2位)、阪神の若きエース・井川慶(阪神2位)、1999年に10勝した永井智浩(ダイエー1位)、2ケタ勝利の常連・星野順治(ダイエー4位)、1999年に勝率1位に輝いた篠原貴行(ダイエー2位)、2002年に7勝をマークした田中祐貴(近鉄5位)。 野手では、走攻守三拍子揃った井端弘和(中日5位)、入団1年目に.327の高打率をマークした坪井智哉(阪神4位)らが指名された。 |
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♪日本レコード大賞 | 安室奈美恵「CAN YOU CELEBRATE?」 |
♪最優秀新人賞 | 知念里奈「precious delicious」 |
♪世相や流行 | たまごっち大人気 もののけ姫ブーム |
♪流行言葉 | 失楽園 マイブーム |
♪社会の出来事 | 神戸小学生連続殺傷事件 ペルー大使館武力突入 |
♪プロ野球の優勝チーム | セ:ヤクルト83勝52敗2引 パ:西武76勝56敗3引 |
♪プロ野球の最優秀選手 | セ:古田敦也(ヤクルト) パ:西口文也(西武) |
♪春の甲子園優勝校 | 天理(バッテリー:長崎−東) |
♪夏の甲子園優勝校 | 智弁和歌山(バッテリー:藤谷−中谷) |