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ヤクルト | 広島 | 横浜 | 阪神 | 中日 | 読売 | ドラフト概要 |
近鉄 | ロッテ | オリックス | 西武 | 日本ハム | ダイエー | 選択方法 |
この年は大学・社会人に大物選手不在で、1位指名12人中7人が高校生となった。 ●河内貴哉(国学院久我山高)に三球団が競合 高校3年・夏の西東京大会準決勝で、桜美林を7回コールド参考ながら完封するも、決勝戦は延長12回の熱闘の末、日大三に6−8で敗れ、甲子園出場はならなかった。 しかし左から繰り出す速球はプロに高く評価され、ドラフト会議では、近鉄、広島、中日の3球団が競合し、広島カープが交渉権を引き当てた。プロでは1年目に1勝をあげるもやや伸び悩み。 ●甲子園優勝投手・正田樹(桐生第一高)は日本ハムへ 正田は桐生第一高のエースとして、高校3年夏の甲子園に出場。左から繰り出す伸びのある速球と落差のあるカーブを武器に、1回戦で村西(横浜ドラフト3位)、2回戦で真山(西武ドラフト2位)、3回戦で高木(近鉄ドラフト2位)、準決勝で上野(トヨタ自動車)と、好投手との投げ合いに勝ち、群馬県勢の甲子園初優勝に大きく貢献した。 ドラフト会議では、早くから1位指名を宣言した日本ハムが単独指名に成功。入団三年目に大きく飛躍、日本ハムの左のエースに成長。 ●朝倉健太(東邦高)はハズレ1位で中日へ 東邦高のエースとして、春・夏甲子園に出場。ともに1回戦で敗れたが、夏には149キロをマークし、注目を集めた。 地元中日の上位指名確実と噂されたが、ドラフト直前に「ご縁がなかった。指名回避する」と断り状。しかし河内(国学院久我山)の抽選に敗れた中日は、前言撤回で朝倉を外れ1位指名。プロでは入団三年目に「すり足投法」をマスターし、11勝をマーク。 ●東芝の高橋尚成は巨人へ 修徳高〜駒沢大〜東芝。高校時代は修徳高のエースとして、1993年夏の選手権大会に出場。多彩な変化球と抜群の制球力で、岡山南の山根雅仁(広島)、甲府工の山村宏樹(阪神)らに投げ勝ち、ベスト8進出の原動力になった。 駒沢大では1年春より登板、東芝では都市対抗優勝投手。プロでは入団一年目に9勝をマーク、惜しくも新人王を逃したが、巨人のリーグ優勝に貢献した。 ●その他、指名された主な選手は 165センチと小柄ながら抜群の野球センス・田中一徳(横浜1位)、入団3年目に8勝をマークした岩隈久志(近鉄5位)、ロッテの連敗ストッパー・清水直行(ロッテ2位)、日本タイ記録の158キロをマークした山口和男(オリックス1位)、ベイスターズの抑えの切り札・木塚敦志(横浜2位)、2001年に最多勝を獲得した藤井秀悟(ヤクルト2位)らが指名された。 |
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♪日本レコード大賞 | GLAY「Winter,again」 |
♪最優秀新人賞 | 八反安未果「SHOOTING STAR」 |
♪世相や流行 | だんご3兄弟大人気 サッチー騒動 |
♪流行言葉 | リベンジ ブッチホン |
♪社会の出来事 | 東海村の臨界事故 神奈川県警の相次ぐ不祥事 |
♪プロ野球の優勝チーム | セ:中日81勝54敗 パ:ダイエー78勝54敗3引 |
♪プロ野球の最優秀選手 | セ:野口茂樹(中日) パ:工藤公康(ダイエー) |
♪春の甲子園優勝校 | 沖縄尚学(バッテリー:照屋−有銘) |
♪夏の甲子園優勝校 | 桐生第一(バッテリー:正田−高橋) |