第37回ドラフト会議 2001年(平成13年)


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この年、ドラフト一番の注目選手は、甲子園で150キロを越えるスピードボールを披露した寺原隼人(日南学園高)。


●甲子園を震撼させた寺原隼人(日南学園)に四球団が競合
この年一番の注目選手は寺原隼人(日南学園)。夏の甲子園大会は惜しくも準々決勝で敗れたが、噂の速球は154キロを記録し、高校野球ファンの度肝を抜いた。

その寺原を指名した球団は巨人、中日、ダイエー、横浜の4球団で、抽選によりダイエーが交渉権を獲得。プロ1年目は故障に泣きながらも、6勝をマーク。


●小さな大投手・石川雅規はヤクルトへ
石川雅規は、秋田商・3年夏に甲子園へ出場し、浜田高の和田(ダイエー)と投げ合った。

青山学院大に進学後、大きく成長。大学2年の春にスクリューボールをマスター、3年生の時にはシドニー五輪日本代表に選ばれた。

プロでは入団1年目に12勝をマークし、新人王を獲得。身長169cmと決して大きくはないが、絶え間ない努力で一流選手に。「小さな大投手」の異名をもつ。


●3年前の甲子園でノーヒットノーランを達成した杉内俊哉はダイエーへ
高校時代は鹿児島実業のエースとして、高校2年夏3年夏の二回甲子園に出場。高校3年夏の甲子園1回戦では、得意のドロンと落ちるカーブを武器に、ノーヒットノーランを達成。つづく2回戦では、怪物・松坂(横浜)と投げ合い、左右の本格派対決と話題になった。

三菱重工長崎入社後、球速が増し、2000年シドニー五輪代表メンバー。


●寺原の抽選に敗れた巨人は真田裕貴を指名
寺原隼人の抽選に敗れた巨人は真田(姫路工)をハズレ1位。真田は姫路工高のエースとして、高校3年春のセンバツへ出場。1回戦で日大三と対戦し、原島(明治大)と内田(ヤクルト)からホームランを打たれ、5−8で敗退。

夏は兵庫大会準々決勝で尾崎(オリックス)の報徳学園を3−1で破り決勝進出するも、1年生投手・アンの東洋大姫路に2−4で敗れ、甲子園を逃した。プロでは1年目から活躍し、6勝をマーク。


●不祥事で世間を騒がせたPL学園から3人のドラフト指名選手
寮内暴力事件における学校側の対応のまずさで世間を騒がせたPL学園から、朝井秀樹が1巡目で近鉄に、今江敏晃が3巡目でロッテに、桜井広大が4巡目で阪神にそれぞれ指名された。

不祥事により最後の夏は棒に振ったが、3人ともに2年生の時、甲子園出場。朝井はエース今江は四番打者としてチームを引っ張った。


●夏の甲子園優勝校の日大三高から4人
夏の甲子園優勝校・日大三高から、内田が3巡目でヤクルト、都築が7巡目で中日、千葉が6巡目で横浜、近藤が7巡目で近鉄にそれぞれ指名され、同一学校から4人のドラフト指名選手が誕生した。


●その他、指名された主な選手は
1年目に6勝をマークした山井大介(中日6巡目)、2年目に51試合登板し、阪神優勝に貢献した安藤優也(阪神自由枠)らが指名された。




  




2001年(平成13)年ドラフト会議の結果

ヤクルト  
自由 石川 雅規 青山学院大 投手
自由 (行使せず)
 
1巡 (指名権なし)
2巡 梶本 勇介 専大北上高 投手
3巡 (指名権なし)
4巡 内田 和也 日大三高 外野手
5巡 福川 将和 三菱自動車岡崎 捕手
6巡 萩原 多賀彦 JR東日本 投手
7巡 五十嵐 貴章 JR東日本 投手
8巡 志田 宗大 青山学院大 外野手
プロ入り後の成績
近鉄
自由 (行使せず)
自由 (行使せず)
 
1巡 朝井 秀樹 PL学園高 投手
2巡 (指名権なし)
3巡 有銘 兼久 九州三菱自動車 投手
4巡 谷口 悦司 日本生命 投手
5巡 三木 仁 慶応大 内野手
6巡 佐藤 和宏 本田技研熊本 投手
7巡 近藤 一樹 日大三高 投手
8巡 長坂 健治 日本IBM野洲 捕手
プロ入り後の成績


巨人
自由 (行使せず)
自由 (行使せず)
 
1巡 真田 裕貴 姫路工高 投手
2巡 (指名権なし)
3巡 鴨志田 貴司 水戸短大付高 投手
4巡 石川 雅実 JR東日本 投手
5巡 十川 雄二 池田高 投手
6巡 大須賀 允 東北福祉大 内野手
7巡 林 昌範 市立船橋高 投手
プロ入り後の成績
ダイエー
自由 (行使せず)
自由 (行使せず)
 
1巡 寺原 隼人 日南学園高 投手
2巡 (指名権なし)
3巡 杉内 俊哉 三菱重工長崎 投手
4巡 神内 靖 延岡学園高 投手
5巡 北野 良栄 星稜高 捕手
6巡 飯島 一彦 新日鉄君津 投手
7巡 養父 鉄 元日産自動車 投手
8巡 井手 正太郎 日南学園高 外野手
プロ入り後の成績


横浜
自由 (行使せず)
自由 (行使せず)
 
1巡 秦 裕二 智弁学園高 投手
2巡 (指名権なし)
3巡 小田嶋 正邦 東海大 捕手
4巡 岡本 直也 岡山理大付高 投手
5巡 田崎 昌弘 JR九州 投手
6巡 千葉 英貴 日大三高 投手
プロ入り後の成績
西武
自由 細川 亨 青森大 捕手
自由 (行使せず)
 
1巡 (指名権なし)
2巡 中村 剛也 大阪桐蔭高 内野手
3巡 (指名権なし)
4巡 栗山 巧 育英高 外野手
5巡 竹内 和也 近江高 投手
プロ入り後の成績


広島
自由 (行使せず)
自由 (行使せず)
 
1巡 大竹 寛 浦和学院高 投手
2巡 (指名権なし)
3巡 大島 崇行 山梨学院大付高 投手
4巡 石原 慶幸 東北福祉大 捕手
5巡 山本 翔 東筑高 捕手
6巡 国木 剛太 上宮高 投手
7巡 山本 芳彦 和歌山工高 投手
8巡 筒井 正也 ヤマハ 投手
9巡 天谷 宗一郎 福井商高 外野手
10巡 天野 浩一 四国学院大 投手
プロ入り後の成績
オリックス
自由 小川 裕介 立命館大 投手
自由 平野 恵一 東海大 内野手
 
1巡 (指名権なし)
2巡 (指名権なし)
3巡 (指名権なし)
4巡 島脇 信也 近江高 投手
5巡 早川 大輔 本田技研 外野手
6巡 肥田 高志 立命館大 外野手
7巡 山本 拓司 大産大 投手
8巡 辻 竜太郎 ヤマハ 外野手
9巡 本柳 和也 日本通運 投手
10巡 後藤 光尊 川崎製鉄千葉 内野手
11巡 牧田 勝吾 日本通運 内野手
12巡 板倉 康弘 東農大生産学部 外野手
13巡 深谷 亮司 河合楽器 捕手
14巡 藤本 博史 元阿部企業 捕手
15巡 橋本 泰由 箕島球友会 投手
プロ入り後の成績


中日
自由 (行使せず)
自由 (行使せず)
 
1巡 前田 章宏 中京大中京高 捕手
2巡 (指名権なし)
3巡 田上 秀則 九州共立大 捕手
4巡 久本 祐一 河合楽器 投手
5巡 前田 新悟 明治大 内野手
6巡 山井 大介 河合楽器 投手
7巡 都築 克幸 日大三高 内野手
8巡 高橋 聡文 高岡第一高 投手
プロ入り後の成績
ロッテ
自由 (行使せず)
自由 (行使せず)
 
1巡 喜多 隆志 慶応大 外野手
2巡 (指名権なし)
3巡 今江 敏晃 PL学園高 内野手
4巡 田中 充 NTT東日本 投手
5巡 辻 俊哉 国士舘大 捕手
6巡 富永 旭 春野高 内野手
7巡 丸山 泰嗣 武蔵大 内野手
プロ入り後の成績


阪神
自由 安藤 優也 トヨタ自動車 投手
自由 浅井 良 法政大 捕手
 
1巡 (指名権なし)
2巡 (指名権なし)
3巡 (指名権なし)
4巡 桜井 広大 PL学園高 外野手
5巡 中林 祐介 金沢高 投手
6巡 藤原 通 立命館大 内野手
7巡 喜田 剛 福岡大 外野手
8巡 梶原 和隆 愛知工大 投手
9巡 東 辰弥 早稲田大 捕手
プロ入り後の成績

日本ハム
自由 江尻 慎太郎 早稲田大 投手
自由 (行使せず)
 
1巡 (指名権なし)
2巡 山口 弘佑 リースキン広島 投手
3巡 (指名権なし)
4巡 佐藤 吉宏 鳥栖高 外野手
5巡 野中 信吾 神埼高 内野手
6巡 富樫 和大 川崎製鉄千葉 投手
7巡 山田 憲 東海大浦安高 内野手
8巡 村西 辰彦 愛知学院大卒 内野手
プロ入り後の成績





2001年(平成13年)ってどんな年?
日本レコード大賞 浜崎あゆみ「Dearest」
最優秀新人賞 w-inds.「Paradox」
世相や流行 イチローが大リーグで首位打者、盗塁王、新人王、MVP獲得
流行言葉 小泉語録 明日があるさ 狂牛病
社会の出来事 狂牛病問題 大阪・池田小学校の乱入殺傷事件
プロ野球の優勝チーム セ:ヤクルト76勝58敗6引 パ:近鉄78勝60敗2引
プロ野球の最優秀選手 セ:ペタジーニ(ヤクルト) パ:ローズ(近鉄)
春の甲子園優勝校 常総学院(バッテリー:村上−上田)
夏の甲子園優勝校 日大三(バッテリー:近藤−諸角)






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