|
ヤクルト | 広島 | 横浜 | 阪神 | 中日 | 読売 | ドラフト概要 |
近鉄 | ロッテ | オリックス | 西武 | 日本ハム | ダイエー | 選択方法 |
この年はシドニー五輪代表メンバーの山田秋親投手(立命大)、阿部慎之助捕手(中央大)などに注目が集まった。 ●2000年ドラフの目玉、山田秋親(立命館大)はダイエーを逆指名 北嵯峨高〜立命館大。高校3年・夏の甲子園出場。阿部真宏(近鉄)、幕田賢治(中日)の横浜高と対戦し、8回表まで1−0でリードするも、その裏3点を入れられ初戦で敗退した。 高校卒業後は立命館大に進学。MAX153キロの速球を投げる本格派に成長し、シドニー五輪代表メンバーに選出された。1位の山村との逆指名の兼合い上、2位指名に甘んじたが、この年のドラフト一番の注目選手。 プロでは「1年目から10勝間違いなし」といわれたが、8年間で15勝しかあげられず、2008年シーズンオフにソフトバンクを自由契約された。その後、四国・九州アイランドリーグを経て、2009年オフにロッテと契約。 その山田と並ぶ2000年ドラフトの注目投手・山村路直(九州共立大)もダイエーが逆指名をとりつけ、両獲りに成功。しかしプロ8年間でわずか2勝しかできなかった。 ●阿部慎之助(中央大)は巨人逆指名 安田学園高〜中央大。高校時代は甲子園出場こそないものの、通算38本塁打を放ち注目された。中央大では1年生から出場し、シドニー五輪代表にも選ばれた。 ドラフト会議では巨人を逆指名し入団。プロ入り後の活躍は周知の通りで、ジャイアンツの正捕手として活躍中。 ●天才・山本省吾(慶応大)は近鉄へ 星稜中時代に全国制覇を達成。甲子園は高校1年夏、2年春夏の3回出場。高校2年夏の甲子園では頭脳的な投球で星稜高を準優勝に導いた。 一般入試で慶応大に進学し、東京六大学リーグ戦通算21勝をマーク。プロでは貴重な中継ぎとして活躍中。 ●甲子園を沸かせた坂元弥太郎(浦和学院高)はヤクルト4位 埼玉大会決勝で、春日部共栄高の中里篤史(中日1位)と投げ合い、延長10回、2−1でサヨナラ勝利し、甲子園出場。 甲子園ではキレのあるスライダーを武器に、2回戦は大会屈指の好投手・柳川高の香月投手と投げ合い、1−5で破れたが、16個の三振を奪い注目された。 プロでは入団2年目に一軍に定着し、3勝をマーク。次代のヤクルトのエース候補。 ●北陸の怪腕・内海哲也(敦賀気比高)はオリックス拒否 部員の不祥事で、無念にも春のセンバツ出場辞退。夏は福井大会決勝で、福井商業に延長10回、2−3で破れ甲子園を逃した。 ドラフト会議ではオリックスに1位指名されるも意中の球団でなかったため入団拒否。はたしてパ・リーグ不人気球団には非常に不利な現行ドラフト制度はこのままでいいのかと疑問の声もちらほら。 ●その他、指名された主な選手は 打率.292、盗塁39の大活躍でセ・リーグ新人王に輝いた赤星憲広(阪神4位)、7勝14セーブでパ・リーグ新人王に輝いた大久保勝信(オリックス2位)、二年目に11勝をマークした吉見祐治(横浜2位)、ロッテの左のエース格・加藤康介(ロッテ2位)らが指名された。 |
|
|
♪日本レコード大賞 | サザンオールスターズ「TSUNAMI」 |
♪最優秀新人賞 | 永川きよし「箱根八里の半次郎」 |
♪世相や流行 | パラパラ プレステ2登場 高橋尚子フィーバー |
♪流行言葉 | おっはー、IT革命、最低でも金 最高でも金 |
♪社会の出来事 | 17歳少年によるバスジャック、三宅島噴火 |
♪プロ野球の優勝チーム | セ:巨人78勝57敗 パ:ダイエー73勝60敗2引 |
♪プロ野球の最優秀選手 | セ:松井秀喜(巨人) パ:松中信彦(ダイエー) |
♪春の甲子園優勝校 | 東海大相模(バッテリー:筑川−菊池) |
♪夏の甲子園優勝校 | 智弁和歌山(バッテリー:山野−後藤) |