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1998年(平成10年)ドラフト 〜選択方法〜


ヤクルト 広島 横浜 阪神 中日 読売 ドラフト概要
近鉄 ロッテ オリックス 西武 日本ハム ダイエー 選択方法



1998年ドラフト会議は…
ドラフト2位までの「指定枠」、ドラフト3位以降の「任意枠」に分けて行われた。


指定枠
ドラフト会議前に、各球団は、1位、2位指名を予定する選手に対して、その球団との交渉を希望するかどうかの調査をコミッショナーに求める。(注:高校生には調査は行われない)

ドラフト会議では、各球団は指定枠で指名する2選手を、1位、2位の順番をつけて同時に提出。重複しなかったら確定。

(黒字は選択確定、水色字は重複)
球団名 ドラフト1位 ドラフト2位
ロッテ 小林 智崎
阪神 藤川 金沢
近鉄 宇高 藤井
広島 東出 井生
ダイエー 新垣
ヤクルト 石堂 牧谷
オリックス 新垣 川越
巨人 上原 二岡
日本ハム 松坂 建山
中日 福留 岩瀬
西武 松坂 赤田
横浜 松坂 矢野


指定枠で重複したら…
次の優先順位に従い、球団との選択を決定する。

(1)希望調査への回答において、当該球団との交渉を希望していることが最優先。
(2)1位指名が2位指名に優先。
(3)ともに当該球団との交渉を希望し、かつ同順位のときは抽選。
(4)ともに当該球団との交渉を希望していない場合も、同順位のときは抽選。

ただし、高校生には希望調査を行わないため、(2)の上位優先のみを適用、同順位で重複したときは抽選。

★優先順位または抽選により選択できなかった球団は、選択できなかった位置(1位の場合は1位、2位の場合は2位、1・2位両方の場合は両方)で再度、選択希望選手を提出。この方式により、全球団の1・2位指名が決定するまで繰り返す。
(ベースボールマガジン社発行・プロ野球ドラフト全史より引用)



重複選手の抽選赤字は抽選勝ち)

<ドラフト1位>
松坂=横浜、日本ハム、西武
新垣=オリックス、ダイエー



抽選に外れた球団は・・・
抽選に外れた球団は、選択できなかった位置(1位の場合は1位、2位の場合は2位、1・2位両方の場合は両方)で再度、選択希望選手を提出。重複した場合は再び抽選。

(黒字は選択確定、水色字は重複)
球団名 ドラフト1位 ドラフト2位
ロッテ    
阪神    
近鉄    
広島    
ダイエー 吉本  
ヤクルト    
オリックス    
巨人    
日本ハム 実松  
中日    
西武    
横浜 古木  
(重複なし)



任意枠
ドラフト3位以降の任意枠は、ウエーバー方式によって選択が行なわれた。
矢印は指名順。奇数回はロッテがトップ。偶数回は横浜がトップ。

球団名 ドラフト3位 ドラフト4位 ドラフト5位 ドラフト6位 ドラフト7位
ロッテ ↓川井 ↑寺本 ↓小島 選択終了  
阪神 ↓福原 ↑部坂 ↓寺田 選択終了  
近鉄 ↓山崎 ↑面出 ↓藤崎 ↑松本 ↓松比良
広島 ↓矢野 ↑森笠 ↓小山田 ↑新井 ↓酒井
ダイエー ↓小椋 ↑福山 ↓水田 選択終了  
ヤクルト ↓橿渕 ↑本郷 ↓河端 ↑高橋 ↓丹野
オリックス ↓相川 ↑木村 ↓徳元 選択終了  
巨人 ↓加藤 ↑安原 ↓酒井 ↑玉峰 ↓進藤
日本ハム ↓立石 ↑森本 ↓阿久根 ↑伊藤 選択終了
中日 ↓小笠原 ↑蔵本 ↓川添 ↑矢口 ↓新井
西武 ↓星野 ↑柴田 選択終了    
横浜 ↓金川 ↑福本 ↓金城 ↑小池 選択終了


球団名 ドラフト8位        
ロッテ          
阪神          
近鉄 ↑吉田 選択終了      
広島 ↑広池 選択終了      
ダイエー          
ヤクルト ↑丹波 選択終了      
オリックス          
巨人 ↑高野 選択終了      
日本ハム 選択終了        
中日 選択終了        
西武          
横浜