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ヤクルト | 広島 | 大洋 | 阪神 | 中日 | 読売 | ドラフト概要 |
近鉄 | ロッテ | 阪急 | クラウン | 日本ハム | 南海 | 選択方法 |
高校生が大豊作の年。投手では、怪物サッシーとよばれ甲子園を沸かせた酒井圭一(海星)。野手では、甲子園のアイドル・原、ホームラン打者・津末の東海大相模コンビが注目されたが、系列の東海大学に進学することになり、プロ拒否宣言。 ●怪物サッシー・酒井圭一(長崎海星高)はいの一番くじを引いたヤクルトへ 16連続奪三振の記録をひっさげて、夏の甲子園に出場。「怪物サッシー」とよばれた酒井圭一は噂通りの速球を披露し、長崎海星高をベスト4に導いた。 ヤクルトの松園オーナーが同じ長崎出身で、郷土の英雄・酒井獲得に御熱心だったらしく、ドラフト会議ではいの一番くじを引き当てたヤクルトは迷わず酒井を指名。 プロでは、中継ぎとしての登板が多く、やや期待外れの成績で終わった。 ●春の甲子園優勝メンバーの山崎隆造(崇徳高)は地元のカープへ 春のセンバツ大会は3番ショートで出場し、崇徳高の優勝に貢献。夏の甲子園は海星・サッシーに0−1で敗退。 プロでは、走好守三拍子揃った選手として活躍し、高橋慶彦との俊足1、2番コンビは他球団を震え上がらせた。通算成績は1531試合出場、1404安打、88本塁打、打率.284。 崇徳高から他に、黒田(日本ハム1位拒否)、小川(広島5位)、応武(近鉄3位拒否)が指名された。 ●柳川商高から久保康生、立花義家、末次秀樹の三選手が指名される 久保康生は投手、立花義家は一塁手、末次秀樹は捕手として、この年の夏の甲子園出場。優勝候補と期待が大きかったが、三回戦でPL学園に惜敗した。 近鉄に1位指名され入団した久保は、プロ21年間で71勝30Sをマーク。 クラウン1位で入団した立花は、「史上最年少の4番打者」とよばれ、プロ4年目には3割をマーク。 夏の甲子園で8打席連続ヒットの新記録を樹立した末次捕手は、日本ハムに3位指名されるも拒否し、中央大〜ヤマハを経て、現在、母校の柳川高監督。 ●斉藤明雄(大阪商大)は大洋1位 花園高〜大阪商大。高校時代は目立った活躍はないものの、大学時代は2年連続日米大学野球選手権に選出された実力の持ち主。 プロでは入団一年目に8勝をマークし、新人王を受賞。最優秀防御率(1982年)、最優秀救援投手(1983年、1986年)などのタイトルを獲得。 ●その他、指名された主な選手は 投手では、通算85勝の梶間健一(ヤクルト2位)、最優秀防御率(1986年)と最多勝利(1985年)などのタイトルを獲得した佐藤義則(阪急1位)、通算110勝の仁科時成(ロッテ3位)、最優秀救援投手(1981年)に輝いた角三男(巨人3位)、1982年に16勝をマークした都裕次郎(中日1位)。 野手では、1984年に本塁打王に輝いた宇野勝(中日3位)、1982年と1983年の盗塁王・松本匡史(巨人5位)、通算1400安打のカズこと山本和範(近鉄5位)、1982年にゴールデングラブ賞を受賞した大宮龍男(日本ハム4位)、26歳の若さで亡くなった久保寺雄二(南海2位)らが指名された。 |
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♪日本レコード大賞 | 都はるみ「北の宿から」 |
♪最優秀新人賞 | 内藤やす子「想い出ぼろぼろ」 |
♪世相や流行 | およげ!たいやきくんが大ヒット |
♪流行言葉 | ピーナッツ 記憶にございません |
♪社会の出来事 | ロッキード事件で田中角栄逮捕 ミグ25亡命事件 |
♪プロ野球の優勝チーム | セ:巨人76勝45敗9引 パ:阪急79勝45敗6引 |
♪プロ野球の最優秀選手 | セ:王貞治(巨人) パ:山田久志(阪急) |
♪春の甲子園優勝校 | 崇徳(バッテリー:黒田−応武) |
♪夏の甲子園優勝校 | 桜美林(バッテリー:松本−渋谷) |