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2007年(平成19年)大学・社会人ドラフト 〜選択方法〜


ヤクルト 広島 横浜 阪神 中日 読売 ドラフト概要
楽天 ロッテ オリックス 西武 日本ハム ソフトバンク 選択方法



2007ドラフトは?
高校ドラフトと大学・社会人ドラフトに分離され、選択方法も非常にややっこしくなった。

球団は事前に、高校ドラフトでの入札抽選(1巡目)に参加するかどうか、および大学・社会人ドラフトでの入札抽選(1巡目)に参加するかどうかを届け出なければならない。

高校ドラフトの入札抽選(1巡目)に不参加の球団は、大学・社会人ドラフトで2巡目の指名権を得ることができる。

大学・社会人ドラフトの入札抽選(1巡目)に不参加の球団は、高校ドラフトで2巡目の指名権を得ることができる。



大学・社会人ドラフト1巡目は?
全球団が参加表明。1巡目は入札・抽選制によって行われた。単独指名の場合はその球団の選択が確定。指名が重複した場合は抽選で決定する。

水色字は重複)
球団名 1巡目入札選手
オリックス 大場翔太
ヤクルト 加藤幹典
西武 長谷部康平
広島 長谷部康平
楽天 長谷部康平
横浜 大場翔太
ソフトバンク 大場翔太
阪神 大場翔太
ロッテ 長谷部康平
中日 長谷部康平
日本ハム 大場翔太
巨人 大場翔太


●ドラフト1巡目・重複選手の抽選 (赤字は抽選勝ち)
<重複選手>
大場=オリックス、横浜、ソフトバンク、阪神、日本ハム、巨人
長谷部=西武、広島、楽天、ロッテ、中日




大学・社会人ドラフト1巡目、抽選に外れた球団は?
抽選に外れた球団は再度入札を行い、指名が重複した場合は再度抽選で決定。参加した全球団の選択が確定するまで繰り返し行う。

水色字は重複)
球団名 外れ1巡目
オリックス 篠田純平
ヤクルト ---
西武 服部泰卓
広島 篠田純平
楽天 ---
横浜 小林太志
ソフトバンク ---
阪神 白仁田寛和
ロッテ 服部泰卓
中日 山内壮馬
日本ハム 服部泰卓
巨人 篠田純平


●外れ1巡目・重複選手の抽選赤字は抽選勝ち)
<重複選手>
篠田=オリックス、広島、巨人
服部=西武、ロッテ、日本ハム



大学・社会人ドラフト外れ1巡目、抽選に外れた球団は?
抽選に外れた球団は再度入札を行い、指名が重複した場合は再度抽選で決定。参加した全球団の選択が確定するまで繰り返し行う。

(重複なし)
球団名 外れ外れ1巡目
オリックス 小林賢司
ヤクルト ---
西武 平野将光
広島 ---
楽天 ---
横浜 ---
ソフトバンク ---
阪神 ---
ロッテ ---
中日 ---
日本ハム 多田野数人
巨人 村田透



大学・社会人ドラフト2巡目は?
2巡目は、高校生ドラフトで1巡目を回避した球団。複数球団あればウエイバー順で指名を行う。

球団名 2巡目入札選手
オリックス (指名権なし)
ヤクルト (指名権なし)
西武 (指名権なし)
広島 (指名権なし)
楽天 (指名権なし)
横浜 (指名権なし)
ソフトバンク (指名権なし)
阪神 (指名権なし)
ロッテ (指名権なし)
中日 (指名権なし)
日本ハム (指名権なし)
巨人 (指名権なし)



大学・社会人ドラフト3巡目以降は?
全球団が参加。3巡目はウエイバー順で行い、4巡目はその逆順、以後交互に繰り返し折り返しで指名する。矢印は指名順。

球団名 ドラフト3巡目 ドラフト4巡目 ドラフト5巡目 ドラフト6巡目 ドラフト7巡目
オリックス 小瀬浩之 (選択終了)      
ヤクルト 鬼崎裕司 岡本秀寛 中尾敏浩 三輪正義 (選択終了)
西武 藤原良平 (選択終了)      
広島 小窪哲也 松山竜平 (選択終了)    
楽天 伊志嶺忠 聖澤諒 (選択終了)    
横浜 桑原謙太朗 (選択終了)      
ソフトバンク 久米勇紀 (選択終了)      
阪神 石川俊介 黒田祐輔 (選択終了)    
ロッテ 根本朋久 伊藤義弘 下敷領悠太 (選択終了)  
中日 谷哲也 (選択終了)      
日本ハム 宮西尚生 村田和哉 (選択終了)    
巨人 古川祐樹 加治前竜一 (選択終了)    


全球団が「選択終了」となるか、高校ドラフトでの選択を含め合計120名に達したところで終了。(高校ドラフトで39名が選択されたため、この選択会議では81名までの指名が可能)

各球団は高校ドラフトでの選択を含めて10名まで指名できる。ただし、他球団がすべて選択し終えて全体で120名に達していない場合は、11人目以降の指名も可能。

高校ドラフト、大学・社会人ドラフトを終了した時点で合計指名選手が120人に達していない場合、引き続き希望球団参加による「育成ドラフト」を行う。