ドラフト候補のスカウト評価簿

■位置＝投手　■身長＝185cm　■投打＝右投右打
■所属＝兵庫・神戸国際大付高→名城大


＜松本のスカウト評＞
2023/10/31、「バッターが嫌がる動くボールを投げるので、阪神の青柳晃洋投手のようなイメージを持っています。先発もできますが、短いイニングのほうが力を発揮できるタイプ。それと打者に向かっていく気持ちの強さも魅力ですね。ですから、今季苦しんだリリーフ陣の一員として伊勢大夢や入江大生と競争してもらい、勝ちパターンで投げられるように頑張ってもらいたい」（DeNA・河原スカウティングディレクター）

2023/9/10、「力は入っていたが、無難に抑えるすべはあった」（中日・清水スカウト）

2023/4/10、「ボールの強さ、変化球の精度が上がって成長を感じる。上位候補に入る」（楽天・山田スカウト）

2023/4/10、「ボールも強いがハートも強い。抑えでも先発でもできそう」（DeNA・河原スカウティングディレクター）

2022/6/8、「パワー型で馬力がある。変則でとても魅力的ですね」（巨人・木佐貫スカウト）
　

★中日、松本（名城大）を上位候補に

　

■位置＝外野手　■身長＝183cm　■投打＝右投左打
■所属＝神奈川・横浜高→ENEOS


＜度会のスカウト評＞
2023/10/31、「バットコントロールが良く、どのボール、どのコースであっても対応することのできる選手で、長打力もありつつも首位打者を狙えるタイプだと思います。あくまでも現場が判断することですが、フルスイングできることに加え、足もスペシャルでないにせよ走力はあるので、将来的にはリードオフマンや3番を任せても面白いかもしれませんね」（DeNA・河原スカウティングディレクター）

2023/10/25、「度会選手でいくことにしました。打者を見た中で技術的に抜けている。ミートする能力が高く長打もある。スイングスピードも速い。競合も覚悟です。やはり、今年も点が取れない苦しい戦いをしたと。（度会は）自分も非常にいい選手だと思いました」（中日・立浪監督）

2023/10/20、「打撃は素晴らしい。打者ではNO・1だと思います」（中日・立浪監督）

2023/10/18、「飛ばす能力あるし、守備でもスピードがある。3番打者で使ったら面白い。獲るなら（1位で）行くしかない」（中日・音チーフスカウト）

2023/10/11、「1軍のピッチャー相手に対応は全然できる。打球も良い感じで飛んでいる。やっぱりいいバッター。（三塁の守備は）今日も打球を二つ処理したので問題ないのかな」（ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク）

2023/10/4、「2位までには消える」（中日・松永スカウト部長）

2023/10/4、「しっかり振れる」（ロッテ・榎スカウト部長）

2023/9/21、「しっかり振れている。全体的にレベルが高い」（中日・小山スカウト）

2023/9/20、「一番の魅力は長打が打てるところ。即戦力で使える選手。現役選手の中に同じタイプが見つからない。それくらい可能性を秘めた選手」（巨人・森中スカウト）

2023/7/15、「守備や走塁でもしっかりとレベルアップできている」（中日・小山スカウト）

2023/6/10、「粘りがある。勝負強い、うまい打者」（楽天・後関スカウト部長）

2023/4/22、「素晴らしい。天才。同じセンター前でも価値が違う」（日本ハム・坂本スカウト）

2023/1/6、「天才的。うまい。この言葉しかありません。外の球を待っているところに内が来たら、くるっと（体が）回ってライトスタンドへ。逆の場合は、うまく（バットを）遅らせて左中間へヒットを打つ。教えてできることではないですね」（日本ハム・坂本スカウト）

2022/10/20、「中日で活躍した谷沢健一さんのイメージです。首位打者、2000安打を目指せる。勝負強い打撃で、安打製造機は来年の上位候補です。人から好かれる、前向きな性格で明るい。ENEOS・大久保監督の下、吸収力と指導力が合致し、彼にとってENEOS入社は大正解の選択だったと思います」（日本ハム・坂本スカウト）

2022/8/2、「度会は楽しみだが、その年の補強ポイントと合致するかどうかがあるので、今の段階では何とも…。ただ、高校の時（志望届提出も指名漏れ）より体が大きくなったし、パワフルに振れるのは魅力」（楽天・後関スカウト部長）

2022/7/30、「やっぱり天才的だと思いますね。打球を遠くまで運ぶ能力がありますし、差し込まれても逆方向に落とす技術もあります。あのバットコントロールは教えてできるものではないですね。今大会で評価は上がりましたね。打撃以外でも、社会人野球に入ってから足も速くなっていますし、外野もしっかり守れている。来年のドラフト上位候補に入ってくることは間違いないでしょう」（日本ハム・坂本スカウト）


B、度会1位浮上　（B＝DeNAベイスターズ）

　

■位置＝投手　■身長＝180cm　■投打＝右投右打
■所属＝石川・小松大谷高→JFE東日本→伏木海陸運送→富山GRNサンダーバーズ


＜大谷のスカウト評＞
2023/10/30、「総合的に見てうちは高く評価していて、2位、3位で取らないと残っていない選手だと思っていました。上位で即戦力投手を…と考えていましたので、吉井監督も（映像を見て）『ぜひ大谷君で』ということになりました。こちらとしては即戦力として考えているので、1年目から強いストレートとフォークで三振をとって、千葉のファンを沸かせてほしいと思います」（ロッテ・榎スカウト部長）

2023/9/29、「急成長した投手。あのスピードは魅力」（中日・音チーフスカウト）
　

■位置＝投手　■身長＝180cm　■投打＝右投右打
■所属＝東京・東海大菅生高→亜細亜大→トヨタ自動車


＜松本のスカウト評＞
2023/10/31、「一番は完成度の高さ。コントロール、球種の豊富さ、切れ、これに尽きる。今年育成を含めて7名の選手を指名しましたけど、一番来年の戦力に近いものがあると思う」（ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク）　
　

■位置＝投手　■身長＝190cm　■投打＝右投右打
■所属＝東京・東海大菅生高


＜日当のスカウト評＞
2023/10/31、「（抑えをやりたいという日当の希望に）最終的にどうなるかは別として、ボールは強いしフォークボールもある。今のまましっかりとしたものを築いていってくれれば、そうなる可能性は十分あると思う。正直それも頭に入れながら指名した」（楽天・後関スカウト部長）

2023/10/31、「やっぱりストレートの強さ。今江監督からも『パワーピッチャーが欲しい』と言われたので、1番に思いついたのは菅生の日当くんだと思った」（楽天・部坂スカウト）

2023/7/18、「真っ直ぐも速いが変化球もうまい。体もあって将来性豊かな投手」（DeNA・河原スカウティングディレクター）

2023/7/18、馬力もあって、出力も出せるので楽しみな投手」（ロッテ・松田スカウト）

2023/7/18、「球速があって体格のある大型投手。フォークもいい」（巨人・木佐貫スカウト）

2023/5/29、「去年の秋より体のターンに鋭さが出ている。楽しみなピッチャーです」（巨人・木佐貫スカウト）

2023/4/18、「フォームが安定してきていて文句のつけようがない。まだ伸びしろがある」（広島・苑田スカウト総括部長）

2023/4/18、「変化球が多めだが、コントロール良く投げている。ストレートの強さを持つところに変化球でカウントを取れたりもできる」（ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク）

2023/4/18、「体が大きく、変化球も投げられる器用さもあり十分」（ソフトバンク・宮田関東統括スカウト）

2023/3/27、「ストレートは非常に力強い」（ソフトバンク・永井スカウト部長）

2023/3/26、「投げっぷりがいい。（体の）サイズがあって、強いボールが投げられる」（阪神・吉野スカウト）

2023/3/26、「変化球がどれぐらいか分からなかったが、スピードがあり、楽しみな存在」（中日・松永スカウト部長）

2023/3/26、「高校生の体じゃないですよ。パワーがありますね」（巨人・水野スカウト部長）

2023/3/23、「ウチのガンでは150キロが出ていました。計り知れない伸びしろが満載です」（ソフトバンク・宮田関東統括スカウト）

2023/3/23、「馬力がある。将来性の投手。WBCでも大きくてパワーのある投手が出ていたし、期待できる選手です」（楽天・後関スカウト部長）

2023/3/23、「球の強さと、190センチの身長から投じる角度が魅力。これから、変化球を交えてどんな投球をするか楽しみ」（DeNA・河原スカウト部スカウティングディレクター）

2023/3/23、「投げっぷりよく投げている。（体の）サイズがあって強いボールが投げられる」（阪神・吉野スカウト）

2023/3/23、「馬力もあるし、体もある。フォークも落差があって、将来性は素晴らしい」（広島・尾形スカウト）

2023/3/23、「球は強い。なかなか日本人っぽくない規格外の体形で、楽しみ」（ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク）

2023/3/23、「初めて見たけど、迫力がありますね。変化球を投げるかと思ったんですが保留ですね」（日本ハム・大渕GM補佐兼スカウト部長）

2023/3/12、「四、五回には146キロとスピードも乗ってきたし、選抜が楽しみ」（楽天・部坂スカウト）

2023/3/6、「球速差のあるフォークを投げ分けられていて、精度も高い。高校生で、なかなかここまでフォークを操れる選手はいない」（ソフトバンク・宮田関東統括スカウト）

2022/11/14、「気持ち、気迫の投球に尽きる。今大会序盤の直球は138キロだったが、準決勝では最速145キロまで上がった。伸びしろがある楽しみな投手。本物のドラフト候補になれる」（日本ハム・坂本スカウト）