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綿屋樹 (鹿児島実高・一塁手兼三塁手)
位置=一塁手兼三塁手 身長=180cm 投打=右投左打
所属=鹿児島・鹿児島実高


<綿屋のスカウト評>
きつね2016/3/26、「内野手では鹿児島実・綿屋樹、龍谷大平安・橋本和樹、外野手では青森山田・内山昂思の打撃が光った」(巨人・山下スカウト部長)

きつね2016/3/21、「鹿児島実の3年生、4番・綿屋のヘッドの出方にパワーを感じた。スイングの軸がしっかりし、遠くへ飛ばす力を秘めている。高校通算20本塁打と聞いたが、私は数ではなく、自分のタイミングで、かつ、しっかりしたスイング軌道で打てているかを重視している。腕の振りがいい常総学院のエース左腕・鈴木から2安打は評価できる。右投げ左打ち。打席での姿をパッと見て、日本ハムに入った当時の片岡(現阪神打撃コーチ)を思い出した。振りの鋭さ、勝負強さなどは好投手と当たって、学ぶことになる。現在のポジションは一塁だが、これからいくつか経験し、どこが適しているかを見つければいいだろう」(ヤクルト・小川SD)

きつね2016/3/21、「ホームランバッターというよりは広角に打てる中距離打者」(中日・三瀬スカウト)

きつね2016/3/21、「打ち方はいい。打率を残したのはよく分かる。体に力もある。(一方で肩を痛めて守備に不安あり打撃で勝負するしかなく)4番候補として磨きがかかるかどうか」(中日・中田スカウト部長)

きつね2016/3/21、「鹿児島実の綿屋は、高校生とは思えない卓越した打撃技術を持っている。特に、バットコントロールと手の使い方が抜群。軽く振っているように見えるが、バットにボールを乗せている時間が長く、ヘッドが体の内側から出てくるスイングで、左方向にもしっかり打てる。自分のミートポジションが分かっているから、四回の第2打席は差し込まれ気味だったが、うまく体を回転させて二塁の頭を越せた。左対左でも苦にしていなかった。柔と剛を合わせて持ち、福留(阪神)のような打者だ。ホームランバッターではないと思うが、打率は確実に残せる。

今の金属バットは硬くできているので、振るよりぶつけるイメージで打つ選手が多いが、綿屋はそういうタイプではない。体の軸に沿ってバッティングできているので、木製バットでも違和感なく打てるだろうし、飛距離も出せるはず。今まで悟ってきた独特の技術を変える必要はないと思う。さらに体が大きくなるにつれて、キレも増して打撃のレベルは上がっていく。本当に将来が楽しみな逸材だ」(広島・田村スカウト)


★広島・田村スカウト、「綿屋はトラ福留のよう」
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